活動の指針

活動の指針

農業における2つの距離を縮める活動を行います。

 一つは、行政区を超える距離。

 農業は行政やJAなどと強く関わりながら運営されます。ところが、それらの組織は地域や担当が異なると途端に接点がなくなります。例えば、県境を超えると物理的にすぐそばで有用な研究がされていても、なかなかアクセスすることができませんし、むしろ、それを知ることすら難しい。行政区を超えたグループができればその仲間を通じてアクセスできるようになると考えています。県境を超えての勉強会のメリットです。

二つ目は、消費者と生産者の距離。

 我々農家が作る作物は、言わずもがな、消費者に食べてもらうことが目的です。ですから消費者からの声を直接もらうことが良いもの・選ばれるものを作るための近道だと考えています。しかし、生産者と消費者が直接コミュニケーションを取ることはとてもむずかしい現実があります。

 これは消費者視点でも同じです。お店、その手前の商流、バイヤーや生産者がどのような思いでその野菜に向き合っているか、ポップなど特別に表示されていない限り、知るすべはありません。

 「なかうみファーマーズ」では、農家自身が自らをPRし、消費者と直接コミュニケーションを取ることで、この「距離」を縮めることに挑戦します。

 このような考え方の元、「なかうみファーマーズ」は運営して行きます。